毎年恒例の前夜祭は由布院駅舎前に大きなスクリーンが立ち上がり、地元のボランティアの手で上映会が行われています。
今年も一緒に(*偶然いつも重なる)見に行ったパン屋のお兄さんは、
「今年は天候が良く、初めてビールが旨い!と思える上映会だ!」
と言うくらい、天候気温共に良かった。
今年は上映前に、地元のダンスクラブの子供達の公演と、神楽が披露された。
たまたま居合わせた観光客には最高のSHOWだったはず。
なんせ今年は、夏前の大雨のせいで福岡からの鉄道が寸断され、電車で入ってくる観光客が激減し、前年の地震以上に実は大きな損害を被っている。
そのせいか、少し活気に欠けている様子もあるけれど、そこは不動の精神で淡々と行われていくんだろうし、もう40年以上続いているイベントだからいつも通りこなされていく。
こんな九州の片田舎で40年以上もこんなスゴイイベントが続いている事自体、奇跡だと思うし、地元の人たちの努力の賜物だと思う。
今年の映画セレクトはなかり通好みのものになっている気がするが、合間を縫って1本でも見に行けたらいいなと思っています。
しかし、毎回野外上映で見る映写機のカッコよさにはほれぼれします。
野外上映は無料なので、雰囲気を味わうにはもってこい。
ぜひ、来年は足を運んで見られてはいかかでしょうか!?