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湯布院の建築の魅力


湯布院の象徴的な建物と言えば、由布院駅舎がまっさきに思い浮かびます。

湯布院を紹介する物には良くそのシルエットがアイコン的に使われていますが、

今年4月に新しく由布院駅舎の隣に「ツーリストインフォメーションセンター」が新設されオープンしました。

*この施設は住民と旅人を結ぶ拠点として新たに造られ、誰でも入ることができて一休みできる場所です。

由布院駅舎は大分県出身の有名建築家・磯崎新さんの設計建築です。

そして、今回新しくオープンしたインフォメーションセンターは大分県立美術館を設計した、これまた有名建築家・坂茂さんの設計建築。

ひと目で独特と分かるそのスタイリングは素人の私でも美しさを感じさせる建物です。

こういった建築を見る度に思うのは、これを形にする職人さんたちの凄さ。

実現可能にしてしまう日本の大工さん達の腕に感動です。

そして、実は知らない人も多いと思いますが、もう1人有名建築家さんの建物があります。

湯の坪通りのSL広場と言われている公園裏に建つコミコアートミュージアム。

NHNJAPANという会社の私設博物館ですが、こちらの設計は今日本でも一番有名と言っても良いであろう、隈研吾さんです。

東京代々木のオリンピックスタジアムの設計や太宰府のスターバックスの建物などがメジャーなところでしょうか。

実は私も、ご縁があってこちらのミュージアムの建築スタートから完成までを写真記録に残すお手伝いをさせてもらった経緯もあり、大掛かりな施設が出来上がっていく課程の面白さを改めて知りました。


磯崎新さん、坂茂さん、隈研吾さん、そして豪華寝台列車の「ななつ星」のデザインでお馴染みの水戸岡鋭治さんの建築もあります。*山椒郎という料理屋さん

今をときめく建築家さん達の建築物がこれだけの狭い範囲で見れる場所はここ湯布院以外なのではないでしょうか?(言い過ぎかなw)

建築大好きな方にはたまらない場所と言えるかもしれません。

また、更にスゴイのはそれに全く劣らない、湯布院の老舗旅館の建物たちです。

亀の井別荘さん、玉の湯さん、山荘無量塔さんは言わずもがな。

超有名建築家さんに頼らず、あえて自分こだわりを形にしてくれる建築家さんたちを自ら見つけてきて、独自の空間世界を作り上げているのは感動の一言。

その他にもまだまだ私もしらない素晴らしい建築物があるのだろうとこの地に期待してしまいます。

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