先日、九重連山にミヤマキリシマ(花)を見に行ってきました!
昨年はタイミングを逃してしまい、この時期に登ることができず、残念な思いをしましたが今年はバッチリのタイミングでした。
いつも一人で登る事が多い私しですが、今回は湯布院の友人(オーストラリア人)ウェインさんと共に登ることになりました。
オーストラリアではアウトドア経験豊富の彼も、日本のトレイルキャンピングは初体験で興奮気味。
初日は雨の中の山行でしたが、二人で息を切らしながら「坊がずるキャンプ場」を目指しました。
長者原ビジターセンターから雨ヶ池経由コースで上り、雨ヶ池辺りから少しずつ、ミヤマキリシマの可愛らしいピンクの花は見えるようになって期待感を上げてくれました。
坊がずるに到着すると一層雨が強くなっていた為、隣接する法華院温泉山荘へ移動。
ここの食堂で昼食をすませ、天気予報の通り天気が回復するのを待ちます。
余談ですが、
なんと標高1300mの地点で温泉に入ることができるんです!
山荘ですのでもちろん宿泊もできます。
九重連山を縦走しながら、なんと温泉で疲れも癒せてしまう。
天国そのもの。
最高です。
午後になると天気予報の通り雨が上がりはじめ青空が見えてきました^^
その日は早速キャンプを張り、友人待望の温泉入浴を済ませ、夕食をさっとこしらえて二人で腹いっぱいパスタとデザートを頬張り、美しい夕暮れを眺めなら色々と語りテントでシュラフに包まり眠りにつきました。
翌日は朝から快晴のなか、素晴らしい景色を拝むことができました。
グリーン、ピンク、ブルーのコントラストがなんとも言えません!
ミヤマキリシマは「つつじ」の一種で、九州の高山地帯に咲く花です。
私達の眼の前にある、由布岳にもこのシーズンには山頂がミヤマキリシマのピンクカラーが見られます。
九重連山の平治岳はこの花の群生が有名で、この時期は登山者で賑わいます。
私達は平日に登山したのでマシでしたが、週末は多くの登山者でごった返すようです。
ここにしかない、坊がずる湿原の中でキャンプして過ごすのはなんとも言えない心地よさがあります。
今年は2週間程開花が早いようですが、桜の開花も早く散ってしまったので、全体的に季節感が早まっているのでしょうか^^
平治岳での絶景を堪能した後は、スガモリコースで下山!
緑あふれる坊がずるを後にして、荒々しい岩場の続くスガモリコースはギャップがあり、なんだか映画のセットに迷い込んだような感覚を覚えます。
大好きなこの風景。
たまたお話した、長野県から来たという登山者の方もこの光景に心奪われていました。長野県は登山者憧れの場所が沢山ありますが、そんな場所の方に素晴らしいと言ってもらえるとなんだか嬉しくなりますね。
1泊2日のショートトリップでしたが、十分に堪能できた素晴らしい時間でした。